四国で最も人気の高い観光地は、四万十川であるという調査結果が出ています。
「残された最後の清流」。この徹底した観光コンセプトが、
癒し、エコの今の時代にマッチしているのでしょう。
と、そんな堅苦しいことを今回は書きたいのではなく、
先日、四万十川でカヌー下りをしてきました。
実は、カヌー下りはこれが2度目。
1度目は今年のGWに奥さんと。
今回は東京から遊びに来ていた大学時代の友人と漕いできました。
行程は12km。本来は16kmのコースが、生憎の水不足で短縮。
「ちょっとがっかり」と思っていたのは最初だけ。
9月とは思えない太陽が体力を奪い、
約3時間を掛けてゴールする頃には、もうヘトヘト。
年甲斐もなく真っ黒に日焼けしてしまいました。
でも、普段あまり自然に触れることのない、
都会育ちの友人にとっては貴重な体験だったようで、
カヌーに乗りながら、色んな風景をデジカメにおさめていました。
※ここの「シマムタ共遊国」さんだったら、
1日4500円で借りることができ、送迎もしていただけます。
創業して1年。法人にして3ヶ月が経過しました。
法人化の理由は、より制作環境を整えて、
質の高い作品を提供したいという思いから。
今後、人材を補充し、私自身はnotosのコア領域である、
プランニングとディレクションに特化していきたいとも思っています。
私が、制作者として心がけているのは、
常に生活者の視点と感情でいること。
出来るだけ、自分の気持ちに素直に行動し、
喜びや怒りの感情を自由に表現することが、
共感性の高い作品を生みだすことにつながると考えています。
一方で、社長となるとそういう訳にもいきません。
時には自分の感情を抑え、会社のため、従業員のための
立ち振る舞いが求められます。
「公」と「私」。
どちらも、この仕事には大切な顔。
大人になりきれない私にとって、このバランスをとるのは、難しい。
世間にITが認知され、ベンチャー企業の設立が活発化し始めた
90年代終わりから、「新しいビジネスモデル構築」
というフレーズを良く耳にしました。
という私も、コンサルティングファームに所属していた時代は、
よくそんな類のモデルをせっせとパワーポイントで描いていたのですが。。
自分で会社を設立して思うのが、確かにモデルは大切で、
それが企業を成長せさる大きなファクターとなるのでしょうが、
形だけであると、すぐに他社に真似され、
激しい価格競争に陥ります。
周りを見渡しても、好調な業績を上げているものの、
その危うさを感じる企業は多くあります。
一方で、低成長ではあるものの、コアなナレッジとスキルで、
競合の脅威を感じさせない企業も存在します。
最終的にいきつくところは、やはり人材ということになるのでしょう。
早いもので8月も終わり。
実りの秋を迎えました。
オフィス周辺では、朝夕は涼しい風が吹き、
耳を澄ますと、鈴虫の声も聞こえてきます。
法人化して3ヶ月。
個人事業の時代からあたためていた構想を形にし、
実りの秋にしたいと考えています。