世間にITが認知され、ベンチャー企業の設立が活発化し始めた
90年代終わりから、「新しいビジネスモデル構築」
というフレーズを良く耳にしました。
という私も、コンサルティングファームに所属していた時代は、
よくそんな類のモデルをせっせとパワーポイントで描いていたのですが。。
自分で会社を設立して思うのが、確かにモデルは大切で、
それが企業を成長せさる大きなファクターとなるのでしょうが、
形だけであると、すぐに他社に真似され、
激しい価格競争に陥ります。
周りを見渡しても、好調な業績を上げているものの、
その危うさを感じる企業は多くあります。
一方で、低成長ではあるものの、コアなナレッジとスキルで、
競合の脅威を感じさせない企業も存在します。
最終的にいきつくところは、やはり人材ということになるのでしょう。