なんてことを、最近よく考えます。
日本人の自殺者数って約10年前に急激に増加しました。
10年前っていうと、山一證券が倒産し、
金融ビック版でグローバル化が急激に進んだ頃。
中田英寿が登場し、「オレ様」という言葉が流行し、
年功序列や終身雇用が崩れ、
日本がバブル崩壊から立ち直れず、
さらなる迷路に迷いこんだ時期。
それから10年。
僕たちは、「経済」や「成長」といった
親の世代が大切にしていた価値観
から未だに抜け出せないでいます。
多様性とか心の時代とか、言われるけど、
一方でこの10年も、「セレブ」や「ITバブル」、
「投資ブーム」なんて言葉が踊りました。
日本において急激な成長・拡大は期待できないでしょう。
地方においては、経済のパイは小さくなるばかり。
大恐慌で先が見えない今、
こうした現実を踏まえた上で、
もう一度、僕たちにとっての
「幸せの価値」を考える良い時期なんだと思います。
答えなんて、すぐ見つかるはずないでけど。。。
四国で最も人気の高い観光地は、四万十川であるという調査結果が出ています。
「残された最後の清流」。この徹底した観光コンセプトが、
癒し、エコの今の時代にマッチしているのでしょう。
と、そんな堅苦しいことを今回は書きたいのではなく、
先日、四万十川でカヌー下りをしてきました。
実は、カヌー下りはこれが2度目。
1度目は今年のGWに奥さんと。
今回は東京から遊びに来ていた大学時代の友人と漕いできました。
行程は12km。本来は16kmのコースが、生憎の水不足で短縮。
「ちょっとがっかり」と思っていたのは最初だけ。
9月とは思えない太陽が体力を奪い、
約3時間を掛けてゴールする頃には、もうヘトヘト。
年甲斐もなく真っ黒に日焼けしてしまいました。
でも、普段あまり自然に触れることのない、
都会育ちの友人にとっては貴重な体験だったようで、
カヌーに乗りながら、色んな風景をデジカメにおさめていました。
※ここの「シマムタ共遊国」さんだったら、
1日4500円で借りることができ、送迎もしていただけます。