えひめロボティクス障がい者サポートコンソーシアム

愛媛県デジタル実装加速化プロジェクト

ロボティクスによる障がい者就労サポート事業

アバターロボットを使用した遠隔就労にチャレンジ!

えひめロボティクス障がい者サポートコンソーシアム(代表:㈱ノトス)では、愛媛県デジタル実装加速化事業(トライアングルエヒメ)において、令和5年度より「ロボティクスを活用した障がい者就労サポート事業」を実施しています。

この事業は、愛媛県内の肢体不自由者の皆さんを対象にアバターロボットを活用した遠隔就労の機会創出に取り組む事業で、令和5年度はFC今治・里山サロンにおいて飲食業の接客を体験しました。

令和6年度は、OriHimeを使用した高齢者施設における傾聴サービス(話し相手)とugo miniを使用した観光施設における観光ガイドサービスを実施したします。

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新着情報

令和6年度の取り組み

「OriHime」による高齢者傾聴サービス

「OriHime」による高齢者傾聴サービス

「ugo mini」を使用した観光ガイドサービス

  • 宇和特別支援学校肢体不自由部門の4名のパイロットがサービスに従事します
  • 西予市の四国西予ジオミュージアムで12月に実施予定です

令和5年度の取り組みはこちら

肢体不自由者を取り巻く現状

全国の特別支援学校における肢体不自由者の就職率は6.2%(文部科学省、令和2年度)と低い状況にあり社会的支援が求められています。

区分 合計 進学者 就職者 社会福祉施設
入所・通所者
その他
視覚障がい  217 89 16 96 16
41.0% 7.4% 44.2% 7.4%
聴覚障がい  470 184 183 85 18
39.1% 38.9% 18.1% 3.8%
知的障がい  19,654 335 6,818 11,744 757
1.7% 34.7% 59.8% 3.9%
肢体不自由  1,799 61 112 1,530 96
3.4% 6.2% 85.0% 5.3%
病弱・身体虚弱  375 45 75 207 48
12.0% 20.0% 55.2% 12.8%
令和2年3月卒業生合計  22,515 714 7,204 13,662 935
3.2% 32.0% 60.7% 4.2%

出典:「学校基本統計」(文部科学省)

目指すべきモデル

えひめロボティクス障がい者サポートコンソーシアムでは下記のようなサービスモデルの構築を目指しています。

事業価値

アバターロボット導入の事業者

アバターロボット導入の事業者

  • 人材不足解消、リモート勤務など多様な働き方の推進につながります
  • 障がい者雇用に関する法定雇用率への対応につながります
  • ダイバーシティ経営、企業のCSRやブランド向上につながります
アバターロボット・パイロット(特別支援学校の学生や就労支援施設利用者)

アバターロボット・パイロット
(特別支援学校の学生や就労支援施設利用者)

  • 接客業や観光案内など、アバターロボットを使用した新しい働き方の可能性が広がります
  • コミュニケーション活動を通じた社会性や人間性の育成につながります
地域社会

地域社会

  • 誰もが行き行きと暮らせる共生型社会の実現につながります